第1回
スタートスペシャル 「史上最低の3B!」

あらすじ
平成16年3月。桜中学2年B組の担任・小林花子(小西美帆)は、楓中学の小林昌義(黒川恭祐)と結婚し、妊娠していました。そんなある日、通勤途中に花子先生の陣痛が急に始まったのです。和田教育長(長谷川哲夫)は、教育委員会・改革推進課に勤務する坂本金八(武田鉄矢)に、2年B組の代理担任を命じるのでした。千葉大学4年生の娘・乙女(星野真里)には、「あの校長と大衝突するのが目に見えている」と言われるが、金八は「負けてたまるか」と強気だ。

そして翌日。2年ぶりに桜中学へ戻ってきた金八は、職員室の懐かしい顔ぶれに、心が躍る。しかし、金八が担任することとなった2年B組は、かつてのやり方が通用しない生徒ばかり。出席の最中に教壇に上って踊る倉田直明(今福俊介)や、坂本カネハチと呼ぶ中村真佐人(冨浦智嗣)。さらには、拡声器を校内に持ち込んで騒ぎ立てる金丸博明<車掌>(府金重哉)や、人の言うことに的確な茶々を入れる狩野伸太郎(濱田 岳)。先ほどまで心が躍っていた金八は、今のクラスの状況に愕然とする。

そして金八は、花子の産休延長につき、持ち上がった3Bを卒業まで受け持つことに。
そんな10月。3Bに知的発達障害のある飯島弥生<ヤヨ>(岩田さゆり)が転校してくる。弥生の母・昌恵(五十嵐めぐみ)との話し合いの上、学級委員にだけその事情を話すことに。

そんな中、桜中学の近くにある港南高校で麻薬の事件が起こり、金八達教師は夜間招集される。そんな矢先、3Bの生徒達が高校生に暴行される。
そして金八は、金八の元教え子・笠井美由紀(高松いく)が大麻を持っていることを知る。

3Bにも麻薬の危険が迫っていると確信した金八は、3Bに対して麻薬の授業を行おうとするが聞こうともしない3Bの生徒は、ヤヨが教室から出て行ったことをきっかけに大部分が出て行ってしまう。残った少ない生徒に、麻薬の話をしていると、丸山しゅう(八乙女 光)がパニックに陥ってしまう。
小ネタ
○仮決定時のサブタイトルは、「金八が帰ってきた」。

○第7シリーズ本編、初セリフは渋谷ギャル3人組。花子先生に話しかけるシーン。

○通学シーンに出てくる桜並木は、すべてCG。ちなみにこの日は3月7日という設定で、桜が咲くには早すぎる。

○卒業生・星野雪絵はダンベルダイエットで痩せたと言っているが、私には平八郎の方が痩せたように感じる。

○小林先生が小田切先生と病院へ向かう道路。制限速度は30km/hのようです。

○2−Bの教室には、机が2つ。

○安井病院がものすごくグレードアップ!ロケ地を知ってびっくり!

○幸作が浪人決定した大学の名前は「慶明大学」。ちなみに、このシーンは公式サイトにてエキストラを募集し、大がかりな撮影が行われた。

○教育長から、桜中学を再来年度から理事会制度にするという発言。

○金八。千田校長のことを「内気のがに股 白髪頭のイガグリくん」と発言。それに対して千田校長は、商店街でくしゃみ。

○酔っぱらった幸作は、「ヒルマンどこ行ったー」と叫ぶ。過去のシリーズを知らないとわからないネタ。

○しゅうの家の世帯主は丸山栄輔。住所は足立区柳原3−41−3。郵便番号が120-0002。ちなみに郵便番号は、しゅうの家のロケ地の郵便番号。ちなみに、住所は実在しない。

○贈る言葉が流れた時に流れていた荒川の空撮映像は、第6シリーズのタイトルバック。ちなみに、この贈る言葉は、本放送時のものではなく、1998年にリメイクされた矢野立美さんの編曲バージョン。

○乾先生の車はマツダの車。

○タイトルバックのクレジットが、ロール式に変わる。ちなみに、シリーズ第1回の本編がタイトルバックから始まらないのは第7シリーズが初めて?(ちょっとわかりません。誰か教えて下さい!)

○タイトルバックのロゴが、曇り空のために見えづらくなっている。そのため、第2回以降・DVD版では、CGで青空に変わる。

○乙女の研修は、この前のが教育実習で、今回が介護実習だとか。

○金八の家の新聞は、毎日新聞(まあ当たり前ですけどね)

○直明が教壇の上で逆立ちをした時、さりげなく浩美が足で机の脚を押さえている。

○夜回り隊のユニフォーム。背中には「千住東自治会」の文字。

○遠藤先生が持っていたのは、ポール・モーリア・オーケストラのチケット。

○「荒れるんじゃないかと心配する卒業式」 〜第6シリーズの卒業式、鶴本 直(上戸 彩)の答辞で大混乱が起きた。

○金子先生が新学期に赴任したのは茜崎(あねがさき)中学。

○車掌のアナウンス。何線だか知らないが、新宿からいきなり北千住へ。これは絶対にあり得ません。

○相田みつをの言葉を使った授業をしている時、手には懸命というボードもあったが、結局使われなかった。

○金八。伸太郎を、「QPさんを踏んだような顔をしてる」と表現。それに対して伸太郎は、「訳わかんねぇ」

○麻田玲子は試験用紙を提出した順番、5人目。

○和晃の携帯電話番号は、090-9976-8625。上には、09/21の文字。これはおそらく、このシーンを撮影した月日。(このシーンの設定は6月。)

○生徒達の制服も夏仕様だが、金八の服も夏仕様。(微妙に違う)

○プール開きのシーンで使われたのは、ハプニング大賞で紹介されたもの。問題のシーンのちょっと前でカットされてました。

○金八に「もうすぐお別れだ」と言われ、伸太郎は「蛍の光」を歌い出す。

○花子がヒステリーを起こした場所は、第1シリーズ・第1回の場所と同じ。

○吉田の配役が、第6シリーズと変更になる。

○提供バックの映像も、第6シリーズのタイトルバック。(撮影されて、実際に使われなかった映像のようです。)

○伸太郎と直明のマラソン勝負。走り始めた時に伸太郎は「アッチャー」と叫ぶ。デカあすは、伸太郎にカレーパン1個賭ける。

○車掌。伸太郎を「マラソンバカ・伸太郎」と表現。

○量太のヤヨに対する振る舞いは、武田さんの演技指導によるもの。

○ヤヨの席は元々奈穂香の席で、奈穂香の席は元々空席。

○金八。伸太郎を「はちまき小僧」と表現。

○量太と伸太郎の勝負。結局買ったのは伸太郎。

○しゅうが初めて絡まれるシーン。河合の姿はまだ見えない。

○遠藤先生。夜回り隊での必須アイテムはブルーキャップ。第3話では、これを歌にしている。ちなみに、夜回り隊の他のメンバーからは「キャップなんかどうでもいいでしょ!」

○怪物ガードでは、佐藤を中心とした4人組がおそう。麻子のカバンを量太が渡そうとする。そんな中から、一番に逃げたのは淳。そこから、第2話では「逃亡者」があだ名に。遠藤先生からは、「お前、逃げたのか?男のくせに。」直から問題提起が来るのは必至。


○大森巡査。量太のことを「スナック『猫』の子にゃんこ」という。このことについて詳しくわかるのは第4話。

○怪物ガードでの事件があったのは9時半。